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長榮會長 年頭所感

2020.01.06



 新年、あけましておめでとうございます。
 経済産業省をはじめ、関係省庁、関連団體、會員の皆さまには、日頃より當工業會の活動に多大なるご支援、ご盡力をいただき、心より御禮申し上げます。
 2020年の年頭に當たり、謹んで所感を申し上げます。

 昨年は、臺風や大雨等の大きな災害が多発した一年でした。被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げますとともに、現在も厳しい環境で過ごされている方々の一日も早い復舊を祈念申し上げます。

 さて、昨年を振り返りますと、世界では、米中貿易摩擦、英國のEU離脫交渉の難航等、不透明な海外情勢が続き、わが國経済は、世界の政治的不安定要素や世界経済の減速傾向を受け、成長の伸びがやや鈍化した年となりました。
 このような中、JEMAの重電機器と白物家電機器を合わせた2019年度 上期生産実績は、2兆6,840億円、前年同期比96.2%となりました。白物家電では、消費稅増稅の影響は、前回2014年の増稅時と比較し、年度全體では軽微であると見ていますが、引き続き注視していく必要があると思います。

 さて、JEMAは、わが國電機産業の持続的発展に向け、次の三つの重點項目を掲げ、活動を展開しております。
?「電機業界の持続的成長戦略の推進」
?「エネルギー?環境革新戦略の推進」
?「新たなものづくり、サービス産業の創出の推進」

 まず、「電機業界の持続的成長戦略の推進」については、わが國が目指すSociety5.0の実現に向けて、電機業界としても議論を深め、社會課題解決につなげるべく、積極的に推進しております。

 昨年はJEMAが中心となりモーター駆動システムの省エネ國際會議、いわゆる「eemods」を、9月に東京で開催いたしました。日本初の開催であり、わが國省エネ政策の優位性をアピールし、盛況裡に終了いたしました。

 次に「エネルギー?環境革新戦略の推進」についてですが、優れたエネルギー?環境技術を有する強みを生かし、エネルギーの供給と消費の両面から貢獻していくことが、JEMAの果たすべき役割と認識しております。
 昨年は、政府の「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略案」に関して、JEMAは、幅広い革新的技術の開発や低コスト化による円滑な社會実裝に取り組みました。
 そして、イノベーションによって脫炭素化にチャレンジする同ビジョンに賛同するとともに、原子力分野のイノベーションや電力分野の重點的な取組みについて意見発信をいたしました。
 JEMAは、省エネ、再エネ、エネルギーマネージメントといった分野で、機器とシステムの両面から最先端技術を駆使し、今後も、世界の低炭素社會実現に貢獻してまいります。

 最後に、「新たなものづくり、サービス産業の創出の推進」については、日本の強みである製造現場のデータをはじめとしたさまざまなデータがつながり、有効活用されることで、生産性の向上や新たな付加価値が創出されるConnected Industriesの実現に向けて、活動を展開しております。
 昨年は、IIFESと名稱を変更し、11月27日から3日間、會場を大幅に拡大して、第1回となる「IIFES2019」を開催いたしました。IoT関連製品や、AI技術、サービスを展示し、まさにConnected Industriesを具現化する展示會となりました。
 また、電力分野では、VPP、HEMSをはじめ、太陽光発電システム、蓄電池、燃料電池等、電力需要家エネルギーリソース機器市場拡大等のビジネス創出や、環境整備、白物家電分野では、スマート家電標準化推進について、政府と一體となり取り組んでおります。

 さて、いよいよ本年、日本では東京オリンピック?パラリンピックが開催されます。これらの大きなイベントも好材料に、景気回復の継続を期待するとともに、JEMAとしても電機産業のプレゼンスを高めていく機會にしていきたいと存じます。

 JEMAは、今後も電機業界ならびに會員企業さまへの事業貢獻に向けた活動に対し、一層力強く取り組んでまいる所存です。

 最後になりますが、この一年の皆さま方のご発展と、さらなるご活躍を祈念いたしまして、私の新年のご挨拶とさせていただきます。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。


以上

長榮會長 年頭所感 全文 (pdf版 全2ページ)PDF: 240KB
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